突き出し看板&行灯 屋外看板 製作・施工・設置
ステンレスが大変身!屋外で使える看板を製作!
ステンレスが大変身!屋外で使える看板を製作!
記事コード:442
都内で居酒屋やダイニングバーを数店展開する九州料理店の屋外看板を2点設置。ステンレス製の南部鉄器風つき出し看板と、ステンレス×アクリル製の屋外用行灯(あんどん)を製作した事例です。
【商品・数量】壁面の突き出し看板、行灯
【素材】ステンレス、アクリル(粉体塗装・エイジング塗装)
【参考価格】突き出し看板:約150,000円 屋外用行灯:約225,000円
【納期期間】約2週間
クライアントの要望 -屋外で使える店舗看板をつくってほしい!-
クライアントは、一級建築士の資格を持つデザイナー様。店舗看板製作の依頼をしてくださいました。
都内でお洒落な居酒屋やダイニングバーを数店舖展開する九州料理店のKATETE(カテテ)様。新たに店舗をオープンするということで、デザイナー様が店舗の設計・デザインを手がけます。屋外の壁面に取り付ける突き出し看板と、入り口に設置する行灯の製作を担当することになりました。ご要望としては、行灯は屋外に置くので防水性にして欲しいとのこと。ラフ案のデータをいただいて、その他の細かな設計やデザインを任せていただきました。
都内でお洒落な居酒屋やダイニングバーを数店舖展開する九州料理店のKATETE(カテテ)様。新たに店舗をオープンするということで、デザイナー様が店舗の設計・デザインを手がけます。屋外の壁面に取り付ける突き出し看板と、入り口に設置する行灯の製作を担当することになりました。ご要望としては、行灯は屋外に置くので防水性にして欲しいとのこと。ラフ案のデータをいただいて、その他の細かな設計やデザインを任せていただきました。
要望に対する提案~受注まで -味のある「古さ」の表現/屋外で使える防水行灯-
□突き出し看板
突き出し看板のデザインは、フライパンと店名ロゴをモチーフにしたものです。色は黒で、ラフ案から察するに、金属の重厚感と良い意味での「古さ」を醸し出すような看板が求められていることがわかりました。ただし、本物の鉄を使うとなると壁にかかる負荷やコストの面で大きな制約があります。そこで、ステンレスの板に粉体塗装(※)をほどこしてざらりとした南部鉄のような見た目の質感を出すとともに、ハンマーでたたき角を取ることによって味のある柔らかい「ゆがみ」や「いびつさ」のようなものを表現するご提案をさせていただきました。
□屋外用行灯
旅館や日本料理店の入り口で見ることの多い行灯ですが、実は防水性があるものはめずらしいです。電気機器なので、ちょっとした隙間からでも水が入ってしまうと電球がショートしてしまう危険があるからです。使う素材は、枠部分がステンレス、光を通す部分がアクリル板。弊社は高い溶接の技術を持っておりますので、丁寧に隙間を埋めていくことでこの問題に対処しました。
デザインは、アクリル板に店名とエンブレムを入れるとのことだったので、電球の熱にも耐えられる専用のシートをカットして貼り付けるご提案をさせていただきました。
打ち合わせ期間は1週間弱。実際に現場へ足を運んで、突き出し看板を取り付ける壁の耐久性や、行灯に使うコンセントの動線などをチェックしながら打ち合わせを行い、製作に取りかかりました。
※ 粉体塗装……有機ポリマーを粉砕して作った粉体塗料を吹き付ける塗装
突き出し看板のデザインは、フライパンと店名ロゴをモチーフにしたものです。色は黒で、ラフ案から察するに、金属の重厚感と良い意味での「古さ」を醸し出すような看板が求められていることがわかりました。ただし、本物の鉄を使うとなると壁にかかる負荷やコストの面で大きな制約があります。そこで、ステンレスの板に粉体塗装(※)をほどこしてざらりとした南部鉄のような見た目の質感を出すとともに、ハンマーでたたき角を取ることによって味のある柔らかい「ゆがみ」や「いびつさ」のようなものを表現するご提案をさせていただきました。
□屋外用行灯
旅館や日本料理店の入り口で見ることの多い行灯ですが、実は防水性があるものはめずらしいです。電気機器なので、ちょっとした隙間からでも水が入ってしまうと電球がショートしてしまう危険があるからです。使う素材は、枠部分がステンレス、光を通す部分がアクリル板。弊社は高い溶接の技術を持っておりますので、丁寧に隙間を埋めていくことでこの問題に対処しました。
デザインは、アクリル板に店名とエンブレムを入れるとのことだったので、電球の熱にも耐えられる専用のシートをカットして貼り付けるご提案をさせていただきました。
打ち合わせ期間は1週間弱。実際に現場へ足を運んで、突き出し看板を取り付ける壁の耐久性や、行灯に使うコンセントの動線などをチェックしながら打ち合わせを行い、製作に取りかかりました。
※ 粉体塗装……有機ポリマーを粉砕して作った粉体塗料を吹き付ける塗装
受注~納品まで[製作] -デザインの再現と機能性-
製作期間は1週間ほど。自社工場で部材の加工を行います。
突き出し看板はステンレスの板をレーザーでカットした後、ハンマーでたたいて角を取ったり表面の凹凸感を出して看板全体の形を整えます。古さを醸し出す粉体塗装の後に、エイジング塗装(※)を何層にもわたって行うのがポイントで、これは看板が古くなっても表面の色が剥げ落ちないようにするためです。長く使っていただきたいですからね。
製作を行う身として、納品した後それを利用する方がメンテナンスしやすいように設計するのが一番肝心なことだと思っています。行灯は、何かの拍子にアクリル板が割れてしまったり、電球が切れてしまったりした時のことを考えて、底面を取り外せるようにし、そこから簡単に交換や修理が出来る構造にしてあります。
施工期間は1日でした。事前に建物のチェックをしていたので、問題なく設置できました。
※ エイジング塗装……経年変化したようにみせる塗装
突き出し看板はステンレスの板をレーザーでカットした後、ハンマーでたたいて角を取ったり表面の凹凸感を出して看板全体の形を整えます。古さを醸し出す粉体塗装の後に、エイジング塗装(※)を何層にもわたって行うのがポイントで、これは看板が古くなっても表面の色が剥げ落ちないようにするためです。長く使っていただきたいですからね。
製作を行う身として、納品した後それを利用する方がメンテナンスしやすいように設計するのが一番肝心なことだと思っています。行灯は、何かの拍子にアクリル板が割れてしまったり、電球が切れてしまったりした時のことを考えて、底面を取り外せるようにし、そこから簡単に交換や修理が出来る構造にしてあります。
施工期間は1日でした。事前に建物のチェックをしていたので、問題なく設置できました。
※ エイジング塗装……経年変化したようにみせる塗装
納品後の経過
長いお付き合いのあるデザイナー様ですが、納品後にはいつも素敵なものをありがとうございますと言ってくださいます。今回も満足していただけたようで嬉しく思います。
シゴトの転用性
ステンレス、アクリル板、カッティングシートの他にも、様々な部材をカット・加工するための幅広い技術を持っているのが弊社の自慢です。例えば、CNC加工機(※1)を用いてMDF(※2)で精巧な和柄の木枠を作り、行灯の技術を転用した屋内用の和風照明を作るなんてこともできますよ。アイデアを活かした技術を日々生み出しているので、一度ご相談いただければと思います。
※1 CNC加工機……様々な素材(木工、アクリル、カルプ、金属など)を0.1mm単位で切断、切削、彫刻する機械。
※2 MDF……木材チップを固めて作った部材。
※1 CNC加工機……様々な素材(木工、アクリル、カルプ、金属など)を0.1mm単位で切断、切削、彫刻する機械。
※2 MDF……木材チップを固めて作った部材。
納品物詳細
壁面の突き出し看板、行灯(あんどん)
【素材】ステンレス、アクリル(粉体塗装・エイジング塗装)
【素材】ステンレス、アクリル(粉体塗装・エイジング塗装)
製作期間(受注~納品・設置まで)
問い合わせ
↓
打ち合わせ
↓1週間
受注
↓2週間
施工(1日)
↓
納品
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施工(1日)
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納品
参考価格
南部鉄器風突き出し看板:約150,000円
屋外用行灯:約225,000円
屋外用行灯:約225,000円
製作年月日
2012年
実施・設置場所
九州鍋家KATETE(東京都千代田区)、Carne Bar Katete(東京都港区虎ノ門)[飲食店]
Writer’s Eye
防水性行灯いいですね!雨がしとしと降る夜に居酒屋さんの前で行灯がぼんやりと灯っていたら、確実に足が吸い寄せられると思います。(久保)
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揃えております。