スタイリッシュ展示会ブースデザイン
モノクロ×スチール シンプルで目を引くブースづくり
モノクロ×スチール シンプルで目を引くブースづくり
記事コード:695
海外の機械系メーカーの展示会ブースをデザインしました。専門的な内容のため、説明でごちゃつきがちな展示スペースを、敢えてシンプルにすっきりと見せた事例です。人目にもつきやすく、「なんだろう?」と来場者が近づいてきやすい、そんなモノクロスタイルのデザインをご紹介します。
【業態】展示会ブース
【面積】6×3m(2コマ分)
【イメージ】スタイリッシュ、モノクロ
【金額】1,800,000円 設営費+デザイン費(グラフィック含む)
【納期期間】3か月
クライアントの要望 -本社があるイタリアのイメージを活かしたい!-
きれいな水を作る機械を取り扱っている企業様からのご依頼です。フードセーフティジャパンという展示会のブースデザインについてお問い合わせをいただきました。この展示会は、食べ物に付随する衛生や検査などの関連企業が出展する、専門的な展示会です。
クライアント様はアルカリ性や酸性の水を電解し、からだに良い水質へと変える技術をお持ちとのこと。機械を通すことでペットにも人体にも優しい水が作れるそうです。
初めて出展される企業様ということで、日本ではまだそれほど知られていない技術をどのようにアピールしていくかがカギでした。弊社は展示会ブースのデザインを多数請け負っております。経験を活かし、初めてでわからないことがあってもご相談に応じることが可能です。
このようなブースデザインの場合、初回のお打ち合わせでは、「何のための展示会なのか?」「何をお披露目するのか?」というポイントを明らかにすることが大切です。クライアント様は「機械を通すことでからだに良い水が作れること」を伝えたいとのことでした。また、本社がイタリアにあるためそのイメージを活用したいというご要望も。さらに、商品化されているものだけでなく、開発途中の技術についても紹介されたいということでした。
まずどのような会社かを知っていただくことが先決と考え、イタリア本社のイメージを強調する方向で固まりました。とは言え、単にイタリアンカラーにしただけでは注目を集められません。
クライアント様はアルカリ性や酸性の水を電解し、からだに良い水質へと変える技術をお持ちとのこと。機械を通すことでペットにも人体にも優しい水が作れるそうです。
初めて出展される企業様ということで、日本ではまだそれほど知られていない技術をどのようにアピールしていくかがカギでした。弊社は展示会ブースのデザインを多数請け負っております。経験を活かし、初めてでわからないことがあってもご相談に応じることが可能です。
このようなブースデザインの場合、初回のお打ち合わせでは、「何のための展示会なのか?」「何をお披露目するのか?」というポイントを明らかにすることが大切です。クライアント様は「機械を通すことでからだに良い水が作れること」を伝えたいとのことでした。また、本社がイタリアにあるためそのイメージを活用したいというご要望も。さらに、商品化されているものだけでなく、開発途中の技術についても紹介されたいということでした。
まずどのような会社かを知っていただくことが先決と考え、イタリア本社のイメージを強調する方向で固まりました。とは言え、単にイタリアンカラーにしただけでは注目を集められません。
要望に対する提案~受注まで -来場者の目に留まるスタイリッシュなデザイン-
水を電解する機械と言っても、イメージするのはなかなか難しいもの。商品だけをディスプレイした場合、初めて見る方の目に留まるのは厳しいと感じました。
展示会では、特定の目的がなく、何か面白いものはないかな?と探しているお客様も多数いらっしゃいます。そこで、「何だろう?」とまず興味を持ってもらえるようなスタイリッシュですっきりしたデザインで人目を引こう、と考えました。
そこで「イタリアといえば、デザインそのものではないか?」と思い浮かび、余計なものをそぎ落としたスタイリッシュなイメージをご提案。専門的な機器を扱うブースが多く、それに伴う説明文などでごちゃっとした印象になりやすい今回の展示会ですが、その中であえてすっきりとしたシンプルなデザインを目指すことに。
ベースカラーはモノクロを採用。一番見せたい商品を置く台はステンレス製です。この展示会の雰囲気に合わせ、キッチンのシンクを意識しました。さらに、本社のPR映像を流す画面を一番目立つ高い場所に配置。遠くから見るお客様にもアピールできるよう工夫しました。
展示会では、特定の目的がなく、何か面白いものはないかな?と探しているお客様も多数いらっしゃいます。そこで、「何だろう?」とまず興味を持ってもらえるようなスタイリッシュですっきりしたデザインで人目を引こう、と考えました。
そこで「イタリアといえば、デザインそのものではないか?」と思い浮かび、余計なものをそぎ落としたスタイリッシュなイメージをご提案。専門的な機器を扱うブースが多く、それに伴う説明文などでごちゃっとした印象になりやすい今回の展示会ですが、その中であえてすっきりとしたシンプルなデザインを目指すことに。
ベースカラーはモノクロを採用。一番見せたい商品を置く台はステンレス製です。この展示会の雰囲気に合わせ、キッチンのシンクを意識しました。さらに、本社のPR映像を流す画面を一番目立つ高い場所に配置。遠くから見るお客様にもアピールできるよう工夫しました。
受注~納品まで -コストにも気を遣った部材選び~施工-
施工は展示会専門の施工業者にお願いしました。展示会ブースは、数日で解体してしまうため、費用対効果の面からもコストを抑えることが非常に重要です。
木製の板に画面を埋め込み、黒い部分には手ごろなマット加工紙を使用。この紙は通常のクロスより安くてオススメなのですが、少し強度が足りません。そのため、触れにくい場所に限定してマット加工紙を貼り、そのほか台の上など強度が必要なところはクロス張りに。素材をうまく組み合わせ、費用がお安くなるよう工夫しました。
また、床には白の長尺シートを貼りました。長尺シートは展示会でよく使用されるパンチカーペット(不織布)よりも汚れにくく雑巾で簡単に拭けるのが特長です。白い床は目立ちやすく、スタイリッシュなイメージにもぴったりでしたが、汚れやすいので素材選びに気を配りました。
施工期間は展示会前々日と前日の午前の2日間ほど。無事出展となりました。
木製の板に画面を埋め込み、黒い部分には手ごろなマット加工紙を使用。この紙は通常のクロスより安くてオススメなのですが、少し強度が足りません。そのため、触れにくい場所に限定してマット加工紙を貼り、そのほか台の上など強度が必要なところはクロス張りに。素材をうまく組み合わせ、費用がお安くなるよう工夫しました。
また、床には白の長尺シートを貼りました。長尺シートは展示会でよく使用されるパンチカーペット(不織布)よりも汚れにくく雑巾で簡単に拭けるのが特長です。白い床は目立ちやすく、スタイリッシュなイメージにもぴったりでしたが、汚れやすいので素材選びに気を配りました。
施工期間は展示会前々日と前日の午前の2日間ほど。無事出展となりました。
納品後の経過
納品物詳細
【業態】展示会ブース
【面積】6×3m(2コマ分)
【イメージ】スタイリッシュ、モノクロ
【面積】6×3m(2コマ分)
【イメージ】スタイリッシュ、モノクロ
製作期間(受注~納品・設置まで)
問い合わせ
↓3週間
打ち合わせ・提案
↓2か月
施工 2日間
トータル3か月間
↓3週間
打ち合わせ・提案
↓2か月
施工 2日間
トータル3か月間
金額(表記価格は製作当時のものになります)
1,800,000円 設営費+デザイン費(グラフィック含む)
製作年月日
2013年9月
実施・設置場所
展示会「フードセーフティジャパン」内(東京都)
(ライター:水島)